サービス工学 学位プログラム

当学位プログラムの詳しい情報は、サービス工学学位プログラム のホームページからご覧いただけます。

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博士前期課程

カリキュラム・ポリシー

 サービス工学(効果性のサイエンス(顧客や社会が必要とするサービスを発見する計量分析スキル)、効率性のサイエンス(組織が適正利益を確保するための効率化スキル)、統合のアート(上記の効果性・効率性のトレードオフ問題を克服する統合スキル))に関する専門知識と研究能力、工学分野の幅広い基礎知識と倫理観を備えるとともに、理工情報生命の中の複数分野にわたる広い視野に立って問題を発見し解決できる高度専門職業人を養成するための教育を行う。

 サービス工学学位プログラムは、サービス分野における現在・将来の社会問題に立ち向かい、新たなやり方を創造・実践し、結果を科学的に検証できる人材を育成することを目的としている。このため、企業、国や自治体の実務担当者を積極的に教員として迎えるなど、産官学連携教育研究を強力に推進し、地域社会にも貢献でき、研究成果も蓄積され、その中でよい学生が育つ三位一体プログラムを構築する。

教育課程の編成方針

研究群共通科目群に専門科目と専門基礎科目を、学位プログラム科目群に専門科目と専門基礎科目を編成する。

(汎用的知識・能力)については、大学院共通科目、学術院共通専門基盤科目、専門基礎科目の履修により身に付ける。特に学位プログラム科目群では以下のような知識・能力の修得が期待される。

  • 「消費者心理分析」「地域データ解析」「ビッグデータアナリティクス」などのグループワークを伴う必修科目(マトリックス型コースワーク、9 科目・18 単位)及び「サービス工学ファシリテーター育成プログラム」「サービス工学インターンシップ」などの履修により知の活用力・マネジメント能力・コミュニケーション能力・チームワーク力・国際性を身につける。

(専門的知識・能力)については、

  • 大学院共通科目、学術院共通専門基盤科目の履修に加え、マトリックス型コースワークにより、現状を科学的に分析し工学的に解決できる基礎的スキルを身に付け「サービス工学特別演習I・II」「サービス工学特別研究I・II」(サービス・ラーニング=産官学連携修了研究)により研究力を身につける。
  • 選択科目により、基礎的スキルを使いこなす方法論とノウハウについての専門知識を身につける。
  • 「サービス工学ファシリテーター育成プログラム」「サービス工学インターンシップ」及びサービス・ラーニング=産官学連携修了研究を通じて、倫理観を身につける。

修了要件・履修方法

修了要件

2年以上在学し、学位プログラムごとに定める修了の要件として必要な授業科目の履修により所定の単位を修得し、かつ、必要な研究指導を受けた上で、修士論文又は特定課題研究の審査及び最終試験に合格すること。
ただし、在学期間に関しては、優れた業績を上げた者については、当該課程に1年以上在学すれば足りるものとする。

履修方法

1)学位プログラム科目群-サービス工学関連科目-専門基礎科目 18単位
2)研究群共通科目群-専門基礎科目-サービス工学関連科目のうちから6単位以上
3)研究群共通科目群-専門基礎科目及び大学院共通科目又は学術院共通専門基盤科目のうちから2単位以上
4)学位プログラム科目群-サービス工学関連科目-専門科目のうち、サービス工学特別演習I、II、サービス工学特別研究I、II 8単位
上記を修得し、合わせて36単位以上を修得すること。