- 概要
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- システム情報系
システム情報工学研究群では、個々の学生に適した道筋でディプロマ・ポリシーに掲げる汎用的知識・能力及び専門的知識・能力の獲得に導くことができるよう柔軟な履修体系としています。
学生の学修内容は個々のキャリアプラン等により多様であることから、学生の幅広い学修に対応した上で汎用/専門コンピテンスの修得が計画的に達成できるよう、
これらの仕組みにより学生及び教員は明確にコンピテンスの修得状況が確認でき、不足がある場合は履修指導により補うことができます。どのように計画立てて修得するかについてはカリキュラムマップと達成度評価を活用した指導教員との対話により、その学生のキャリアプランに合った履修指導を行いつつコンピテンスの修得を満たすとともに、学位論文審査委員会において各コンピテンスに対する学修項目を総合的に評価することで、学位の質を保証します。
本研究群では、システム情報工学分野における様々な知識を身につけるため、学位プログラムの必修科目などの学位プログラムに特化した科目(学位プログラム科目群)以外の科目は、研究群のすべての学生が履修できる共通科目群に指定しています。共通科目群は、専門基礎科目及び専門科目の二つのカテゴリーに分けられています。専門基礎科目は、各学位プログラムの基礎的科目群と合わせて、研究課題設定と研究計画を遂行するための基礎的な知識と能力を涵養します。一方、専門科目は、各学位プログラムの特別演習科目・特別研究科目と一体となって、専門知識と運用能力を涵養します。
上記のようなカリキュラムのもと、大学院生は学位プログラムのカリキュラムを履修しながら、自身が研究する専門領域を基礎から学び、拡張させることができます。
複数の学位プログラムの学生が履修可能な科目で構成された科目群
特定の学位プログラムの学生のみが履修可能な科目で構成された科目群
システム情報工学研究群では、すべての学位プログラムで達成度評価システムを導入しています。
達成度評価とは、学生の皆さんが修得すべき知識・能力(汎用/専門コンピテンス)の達成状況を自ら確認し、計画的な学修を促すものです。どのように学び、どのくらい達成しているかを自らチェックしながら学修していくことで、自己を見つめ直すことにもつながり、今後の目標や修得の必要な知識・能力を明確にすることができます。また、学位プログラムにおいて各コンピテンスに対する学修成果を総合的に評価することで、学位の質を保証することを⽬的としています。
達成度評価をいつ・どのように行うか(達成度評価の時期・基準)等は、各学位プログラムで定められていますが、研究群としての基本方針は以下のとおりです。
研究群の各学位プログラムにおける研究指導は、主とする指導教員のほか、副とする指導教員が担当する複数指導体制を基本としています。研究群の専任教員は、主担当となる学位プログラムを明確にした上で、必要に応じて副担当として他の学位プログラムにおける研究指導を担当します。この体制により、個々の学生の研究計画やキャリアプラン等を踏まえたきめ細かな履修指導や学修支援を行います。
※ 教育上の必要性に応じて他の学術院・研究群の専任教員も協力して研究指導に参画します。
本学は筑波研究学園都市の中心に位置しています。そのため、各種研究機関との交流が多く、共同研究、合同ゼミなどが盛んに行われています。交流の深い研究機関には、産業技術総合研究所、国立環境研究所、国土技術政策総合研究所、土木研究所、建築研究所、高エネルギー加速器研究機構、宇宙航空研究開発機構などがあります。また、研究学園都市に進出している民間研究機関との研究交流も活発に行われています。
本研究群では、学問的・社会的要請に応えるため、筑波研究学園都市等にある多数の研究機関から有数の研究者を本学の教授・准教授として迎え、当該研究機関の最新の研究施設を活用できる恵まれた環境のもとで、本研究群学生の研究指導を行う連携大学院方式を実施しています。
リスク・レジリエンス工学学位プログラムでは、本学の専任教員に加え、レジリエンス研究教育推進コンソーシアムに参画する13の企業・研究機関の専門家が協働で学位プログラムを運営する「協働大学院方式」を実施しています。