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![]() | 岡島 敬一 筑波大学大学院 理工情報生命学術院 システム情報工学研究群長 |
システム情報工学研究群は、急速に進化する科学技術と社会の変化に対応し、新たな価値を創造することを目的としています。筑波大学大学院の6研究群の1つとして、「システム」「情報」「社会」が融合・複合する先端的な学際新領域における世界最先端の教育研究を推進しています。
現代社会では、情報技術の発展により、社会構造や産業の在り方が大きく変化しています。人工知能、ビッグデータ解析、サイバーセキュリティ、スマートシステムといった技術革新が私たちの生活に深く関わる中、本研究群はこれらの分野で最先端の研究を進めるとともに、実社会での応用を視野に入れた教育を提供しています。また、環境・エネルギー、都市計画、リスク管理といった社会課題にも取り組み、技術と社会の調和を目指したソリューションを創出しています。
本研究群には、社会工学、サービス工学、リスク・レジリエンス工学、情報理工、知能機能システム、構造エネルギー工学など、幅広い専門分野が揃っています。これにより、学生は自身の専門性を深めるとともに、異分野との協働を通じた新たな発見や発想の転換を経験することができます。さらに、連携大学院方式ならびに協働大学院方式を通じて、筑波研究学園都市や国内外の研究機関、企業との連携を強化し、実践的な研究教育を推進することで、社会に貢献できる高度な専門人材を育成しています。特に、本研究群で実施している協働大学院方式は、筑波大学が世界に先駆けて取り組んでいる産学官協働の新たな教育研究システムとして着目されています。
また、国際的な視野を持つ研究者・技術者の育成にも力を入れています。海外の大学や研究機関との共同研究や国際交流プログラムを積極的に推進し、グローバルな課題解決に貢献できる人材を輩出しています。多様なバックグラウンドを持つ学生、留学生、社会人学生が集い、知識を共有し、共に学び合うことで、国境を越えた協力と創造が生まれる環境を提供しています。
私たちは、知識と技術を社会に還元し、人類の発展に寄与することを使命としています。研究を通じて得られる知見を実社会に応用し、新たな価値を創造することで、より良い未来の実現に貢献したいと考えています。本研究群での学びや研究を通じて、皆様が自身の可能性を最大限に発揮し、新しい時代を切り拓くことを心より願っています。
システム情報工学研究群で共に学び、共に未来を創りましょう。