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Messages from PhD and PhD candidates 2021 Vol.2 富本 裕介 氏(ライフイノベーション(生物情報)学位プログラム)

システム情報工学研究群(通称:シス情)では、在学生や社会で活躍するOB・OGの皆さんへのインタビューを行っています。
今回は、「Messages from PhD and PhD candidates 2021」と題し、博士後期課程の現役学生・修了生に進学の経緯やご自身の研究、今後の展望などについてお話を伺います。
シリーズ2回目は、社会人として製薬会社に勤務しつつ、白井宏樹教授(協働大学院)ご指導のもと、ライフイノベーション(生物情報)学位プログラムで研究に取り組む富本裕介さんにご登場いただきました。

 

まずは、富本さんが博士後期課程への進学を決めた理由を教えてください。

私は製薬企業の研究職として働いています。自分のキャリア開発を考えた上で、博士の学位は必須と考えたからです。また、論博ではなく博士課程に入ることで普段の研究とは異なる領域で自分の見識を深めたいと考えました。
 

後期課程への進学を視野に入れた時期はいつでしたか?また、進学に向けてどのような準備をされたか、教えてください。

入学する1年ほど前です。TOEICの点数が必要だったので受験し直したのと、実際の研究計画を指導教官の方と詰めました。
 

富本さんの現在の研究テーマについて教えていただけますか?

論文公開前なので詳細は差し控えますが、抗体の構造メカニズム、安定性に関係する研究を行っています。現在会社で携わっている抗体創薬とも関係しますが、抗体の汎用的な安定化手法を開発するために、実験的手法と計算機的手法を組み合わせて研究を行っています。
 

現在の研究テーマに関心を持ったきっかけは何だったのでしょうか?

抗体医薬品は昨今市場も拡大し、非常に注目を集めていますが、その安定性が課題となっており、臨床開発で失敗する抗体医薬品のかなりの割合がその物性、安定性などが原因と言われています。もし安定性の課題を解決できれば、抗体医薬品の可能性はさらに広がるのではと考えたことがきっかけです。
 

次に筑波大での学生生活についてお伺いします。普段、一週間をどのように過ごされていますか?

普段は会社で勤務していますので、博士後期課程に関する活動は業務時間外、休日などに行っています。
 

現在、奨学金など、何らかの経済的な支援を利用されていますか?

利用していません。
 

学位取得後について、現時点で目標としていることがあればお聞かせください。

所属している企業でこれまで以上に薬作りに邁進したいと思います。
 

最後に、博士後期課程への進学を考えている、もしくは今迷っている方々にメッセージをいただけますか?

研究以外のキャリアにおいても博士課程で身に付けたスキルや経験は必ず役に立つと思います。迷っておられるのなら早いうちの進学をお勧めします。
 

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