2023年度筑波大学システム情報工学研究群パンフレット

筑波大学大学院システム情報工学研究群は、「システム」「情報」「社会」が融合・複合する先端的な学際新領域における世界最先端の教育研究を推進し、意欲ある一般学生・社会人学生を国内外から広く受け入れ、世界を牽引できる人材の輩出に取り組んでいます。


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学生の声社…社会人学生留…留学生馬場紘太郎知能機能システム専攻博士前期課程(2020年度修了)李智恩(LeeJieun)留リスク工学専攻博士後期課程(2020年度修了)私は知能機能システム専攻の博士前期課程に在学しています。私は、問題解決能力・向上心・プレゼンテーション能力が良研究テーマは健康管理のための日常的な生体情報モニタリンい研究者になるために必要な条件だと考えてきました。そこで、リグで、心臓の拍動によって生じる身体の振動を計測し、心拍数スク工学専攻は学生がこれらの能力を発揮できる環境を提供しなどのモニタリングを行うシステムの開発に関する研究を行っていまてくれる魅力的な専攻だと思います。す。生体計測では、工学的な知識に加え医学的な知識など、リスク工学専攻の大きな特色は、トータルリスクマネジメント、サ様々な知識が必要となります。本専攻ではそれらの分野を幅広イバーリスク、都市リスク、また、環境・エネルギーリスクの4つく学ぶことができ、研究を行う上で非常に大きなメリットであると感の分野があって、その全ての分野に学問的・実用的アプローチじています。銭場望美構造エネルギー工学専攻博士前期課程(2020年度修了)私は、現在、構造エネルギー工学専攻の博士前期課程に在籍しており、平織複合材料の内部構造のばらつきが力学的特性に及ぼす影響について調査しています。普段の生活としては、平日は、研究と週3日ほどの授業を中心とした生活をしています。また、部活動(陸上競技部)を行っているため、研究の合間や休日には大学の陸上競技場で運動をして楽しんでいます。時間を有効に活用することで、研究も私生活も充実した日々を送れていると思います。鮑星宇留サービス工学学位プログラム博士前期課程(2020年度修了)私は、研究遂行能力と問題解決能力を高めるために、"つくばの社工"を進学先としました。研究学園都市の地域性や社会工学の理念を通して、研究に集中できる充実した生活を送っています。この一年間、少人数授業を通して専門的知識を学び、鹿島アントラーズ、北海道天塩町との学外連携プロジェクトも経験しました。サービス工学学位プログラムは、時代を牽引する人々から刺激を受け自己研鑽できる、斬新で魅力的な教育の場です。39ができることです。講義では「リスク」という言葉の意味を学びながら知的能力を養いつつ、グループ演習や自分の研究で実際にこの社会で問題となっているリスクを解決する方法を提案・評価しながら視野を広げることができます。毎月自分の成果を文章でまとめるポートフォリオ制度と、6ヶ月に一回進捗を報告する達成度評価システムは、自分がやったことを予め振り返ってみることができ、プロであり研究生活の先輩でもある先生方々に有用なアドバイスを頂くチャンスになります。講義、グループ演習、ポートフォリオの作成とリスク工学専攻演習での発表など、リスク工学専攻での経験が、社会のリスクのクスリになる研究者として踏み出す第一歩になれると思います。宋勝美留コンピュータサイエンス専攻博士前期課程(2020年度修了)新たな環境への期待と不安両方を抱いて、2019年に筑波大学に入学しました。来たばかりのころは、いろいろバタバタしていましたが、筑波大学は留学生にとてもフレンドリーな場所で、意外と早く新しい生活に慣れました。留学生が多いため、他の留学生の先輩からいろいろ教えてもらえます。研究室に入り、自分に興味がある方向を見つけて、先生と研究室の他のメンバーのおかげでユーザインタフェースの研究を始めました。家からこんなに離れると、心細い時もきっとあります。しかしそれよりも、充実した学園生活と日本独特の文化を堪能でき、筑波大学に来て本当に良かったと思います。


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