2022年度筑波大学システム情報工学研究群パンフレット

筑波大学大学院システム情報工学研究群は、「システム」「情報」「社会」が融合・複合する先端的な学際新領域における世界最先端の教育研究を推進し、意欲ある一般学生・社会人学生を国内外から広く受け入れ、世界を牽引できる人材の輩出に取り組んでいます。


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6.リカレント教育(社会人の学び直し)の推進本研究群では多様なコンテンツを用意し、働きながら学位取得を目指す社会人をサポートしています。●社会人のための博士後期課程「早期修了プログラム」このプログラムは、すでに査読付き論文などの研究業績のある社会人が、通常3年の博士後期課程を、「最短1年で修了し、課程博士号を取得する」プログラムです。本プログラムでは、社会人としてこれまで積み上げてきた研究業績や経験をもとに、指導教員から論文作成の指導を受け、博士論文を完成させます。◆入学までの流れ本プログラム履修希望の方は、社会人特別選抜入学試験合格後、本プログラムの履修審査を受けることとなります。今井義人知能機能システム専攻博士後期課程(2019年度修了)社会人になってからこそ、自身の評価に専門性が必要になり、今後どのように生き残っていくかが問われることを実感しています。私は、会社の業務を円滑にこなすことに加え、自身の力で新しい価値を生み出せる専門性が必要と考え、社会人博士の道を選びました。社会人博士の生活は、平日は業務、休日は研究と、息付く間もありませんでしたが、知的好奇心にれた日々は非常に刺激的でした。博士となった今、これからのキャリアで何を生み出せるか楽しみです。Q.このプログラムで取得した学位の質は保証されますか?履修生が自身の達成度を正しく確認できる「達成度評価システム」を採用し、学位授与までのプロセスを適正化しています。また、本プログラム自体が外部から評価を受けることで、授与する学位の質を保証しています。Q.1年で学位が取れない場合はどうなりますか?在籍中、業務多忙等で1年で修了できない場合、修了時期は延長可能です。また、中断せざるを得ない場合の休学も可能です。8


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