2022年度筑波大学システム情報工学研究群パンフレット

筑波大学大学院システム情報工学研究群は、「システム」「情報」「社会」が融合・複合する先端的な学際新領域における世界最先端の教育研究を推進し、意欲ある一般学生・社会人学生を国内外から広く受け入れ、世界を牽引できる人材の輩出に取り組んでいます。


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研究群の6つの特色1.新たな社会Society5.0の具現化Society5.0とは、サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する社会のことで、日本が目指すべき未来の社会の姿とされています。本研究群では、IoT(InternetofThings)・AI・ロボット・ビッグデータなどの革新技術をあらゆる産業や社会に取り入れるSociety5.0の実現を研究群の中心的テーマに位置づけ、Society5.0を「自分ごと」として考え、その実現に向けた行動を起こせるイノベーション人材を育成しています。2.修得すべき知識・能力の明確化コンピテンスとは、学位授与時に学生が備えているべき知識・能力等のことです。本学では、コンピテンスを汎用コンピテンス:変化の激しい社会で生涯にわたって活躍するための汎用的能力専門コンピテンス:学生の専攻分野に関する高度な専門的知識・能力の2つの観点から明確化し、その修得に向けた体系的な教育課程を編成しています。汎用コンピテンス(全学共通)…博士前期(修士)課程…博士後期課程汎用コンピテンス知の活用力/創成力マネジメント能力コミュニケーション能力チームワーク力/リーダーシップ力国際性具体的な知識・能力高度な知識を社会に役立てる能力未来の社会に貢献し得る新たな知を創成する能力広い視野に立ち課題に的確に対応する能力俯瞰的な視野から課題を発見し解決のための方策を計画し実行する能力専門知識を的確に分かりやすく伝える能力学術成果の本質を積極的かつ分かりやすく伝える能力チームとして協働し積極的に目標の達成に寄与する能力リーダーシップを発揮して目的を達成する能力国際社会に貢献する意識国際的に活動し国際社会に貢献する高い意識と意欲専門コンピテンス(システム情報工学研究群)専門コンピテンス研究力専門知識倫理観具体的な知識・能力システム情報工学分野における研究課題設定と研究計画を遂行するための基礎的な知識と能力システム情報工学分野における最新の専門知識に基づいて先端的な研究課題を設定し、自立して研究計画を遂行できる能力システム情報工学分野における高度な専門知識と運用能力システム情報工学分野における先端的かつ高度な専門知識と運用能力工学分野基礎的研究能力を有する人材または高度専門職業人にふさわしい倫理観と倫理的知識工学分野の研究者又は高度専門職業人にふさわしい倫理観と倫理的知識、及び専攻する特定の分野に関する深い倫理的知識※専門コンピテンスは、各学位プログラムにおいて、より具体的な内容が設定されています。5


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